私達にも身近な、デジタルサイネージ
デジタルサイネージは、従来型の広告と違いネットワークを経由して、液晶ディスプレイに情報を映し出して広告を出すことが出来るという特徴があります。この特徴は最近私たちの身の回りでもおなじみになりつつある、IoT家電と似たものであると言えます。そんな便利なデジタルサイネージIoTのシステムを提供しているのが日本DID株式会社です。この企業のデジタルサイネージの大きな特徴は、IPDCという放送技術を用いた独自のサイネージを開発しているという点です。IPDCとは、テレビなどの放送波を使い、それにインターネット通信などに使用されるパケットを乗せて一斉に広範囲に配信することが出来る技術の事です。
この会社はIPDCの技術を用いて、今よりも多くの端末に、その場所に応じた情報をリアルタイムに配信出来るようなサイネージ作りを目指しています。例えば、小売店のサイネージでは曜日や時間帯に応じたお買い得情報の配信、大規模災害時には地域ごとの被害状況や開設した避難所の最新情報を伝えられるようなサイネージを実現するため、日々研究が続けられています。